稀勢の里♥優勝・横綱で~スよ。

第72大横綱稀勢の里、日本出身力士の新横綱昇進は19年ぶりですね。
稀勢の里は貴乃花に次ぐ昭和以降2番目の若さとなる17歳9ヶ月で新十両に昇進、2004年九州場所で新入幕を果たしてから横綱昇進まで73場所を要し年6場所制となった1958年以降のスロー記録だったようです。
その間、優勝への機会は幾多とあったが大事な一番で星を落としていました。
昨年は年間最多勝を取りながら他の大関に優勝をさらわれ、大関の中で自分だけが優勝経験無しの状態に陥ってしまったのです。
それでも、腐らずマイペース(表には?)の表情、しかし私が感じた今場所の顔の表情は「焦らず!慌てず!落ち着いて!」に見え、立ち会いに神経を注いでいたように見えました。そのため、立ち会いの突っ込みが遅く押し切られる仕草が見えましたが、これが「慌てず!受けて立つ!」ではなかったのでしょうか。
元々は自力はあるのですから・・・
千秋楽の白鵬戦、土俵に追い詰められたときの俵に足が掛かったときのあの”イナバウアー”の粘り、”うっちゃり”の身体の柔らかさ、相撲はまだこれからという印象を受けました。
大横綱は受けて立つのが常道、「はたく!」や「横に飛んではらう!」は邪道。
今場所はそれが出来ました。
大横綱の関門を突破したのです。
本当は強くまた粘りも強かったのです。
怪我のない新横綱はこれから10年60場所頑張って頂きたい、優勝は最低12回以上達成できます。
稀勢の里横綱の子供の頃のエピソード、絶えず積極的に友達をリード(勉強ではありません???)し、今流行りの“いじめ“の無い教室をリードしていた新横綱。
心が純ですね、素敵な心構えですね、男が男に惚れますね。
出来れば良き伴侶は小中校時代の料理の上手なお友達がいいですね。
後はでんと構えてただ勝ち進むだけではないでしょうか。“ガンバレ稀勢の里!!”
本当に頑張ってこの不況を払っていただきたい。