‘23 バスケw杯日本男子・欧州に歴史的1勝
2023バスケットボール・WORLDCUP、男子E組・日本戦が沖縄で始まりました。
日本の第一戦はドイツと戦いましたが惜しくも63 対 81で敗れました。
オーストラリアとフィンランドは98対72でオーストラリアが勝利しました。
目 次
1.大会概要
2.E組対戦相手
3.E組・日本の第二戦 対 フィンランド戦 試合内容
4.E組・日本 対 フィンランド 対戦成績(得点)
5.編集後記
1.大会概要
FIBAバスケットボール・ワールドカップは、4年に一度開催される男子の公式戦で、2010年大会まではバスケットボール世界選手権という名前であった。
2023年度は8月25日から9月10日まで、日本、フィリピン、インドネシアで開催されます。
32カ国が参加し、1次ラウンドでは8(A~H)グループに分かれて総当たりで対戦し、各グループ上位2カ国が2次ラウンドに進出する。
2.E組対戦相手
◦ オーストラリア(世界ランキング3位)
◦ ドイツ(世界ランキング11位)
◦ フィンランド(世界ランキング24位)
◦ 日本(世界ランキング36位)
3.E組・日本の第二戦 対 フィンランド戦 試合内容
2023男子バスケットボールW杯に日本(世界ランキング36位)とフィンランド(24位)を劇的な逆転勝利 98 対 88 で破りヨーロッパ勢からの歴史的な1勝を挙げた。
第一クオーターでは日本チームは好調な滑り出で押し気味の展開であれよあれよとみている間に7ポイントダッシュゲームでした。
第2クオーターでは勝ちを意識したのか選手間のバランスも悪くゴールに嫌われたかのように時間が過ぎて行きました。それに加えフィンランド選手は目を覚ましたような動きと得点への執念が重なり、あっという間に17ポイント差になってしまいました。ハーフでの得点差は10点と付き、観客の雰囲気が可笑しくなってきたように感じました。
第3クオーターでは只々、ハラハラ応援するだけのような気持でした。得点は追い付いたり追い付かれたりの戦いでした。終わって見ましたらこのクオーターは同点でした。第3クオータ終了時点での得点差は縮まらず勝ち目が見つけられないと筆者は感じました。
さて最終、第4クオーターでの選手の動きが硬くなるのかと思っていましたら逆に全選手がピィッとしてイキイキとシュートを確実に成功させているではないですか???
米国国籍から日本人になったホーキンソン選手は19リバウンドの活躍、最年長の比江島選手、河村選手のリアルスラムダンク、富永選手の3ポイント、足の故障を押して活躍の渡邊選手、他選手と最大18得点差をひっくり返した爆発力。
あっという間の10分間でした。
4.E組・日本 対 フィンランド 対戦成績(得点)
日本 22 ‐ 15 フィンランド
14 ‐ 31
27 ⁻ 27
35 ‐ 15
計 98 ⁻ 88
5.編集後記
①東京オリンピックで女子ヘッドコーチ銀メダルに輝いたホーバス監督、今度は男子選手を率いての快挙。
また、この得点差がありながら第4クオーターでの18点差をひっくり返した試合など経験したことが無いと目を丸くして興奮顔で話をしていたことが筆者の脳裏の奥に突き刺さりました。
「やれば出来る何事も !! 」、しかし、その裏側にはたゆまぬ汗と努力があっての事だと感じました。
今試合の結果を過去データに照らすと、日本は過去30年間のこの大会16試合で相手にリバウンド数ですべてで負けていたが、この試合では、日本が“36”でフィンランドの“35”を上回り、記録面でも歴史を塗り替えました。その半数以上をホーキンソンが取っていて、また計40分試合時間の37分32秒とフル出場に近いプレー時間で両チーム最多の28得点19リバウンドという得点をたたき出しています。
②2023バスケットボール・ワールドカップ、E組日本の第三戦、オーストラリア戦の試合結果。
日本の第三戦はオーストラリアと戦いましたが惜しくも89対109(17-25、18-32、35‐30、19-22)で敗れました。
ドイツとフィンランドは101対75でドイツが勝利しました。
③男子日本チームがヨーロッパ諸国に初めて勝利。
体格の劣る日本チームはバスケットボールには不向きなスポーツでは有りますが日本人には知的センス能力が養われており、また不断の努力に於いても技を磨いており十二分に高身長のカバーを行っておりこれからがもっと楽しみなスポーツのひとつになります。
④VamoSシルキーエアーズからの皆様への御願い
弊社会人女子バスケットボールチーム「VamoSシルキーエアーズ」も頑張って戦っております。
皆様の温かなご声援もよろしくお願い申し上げます。