グローバル人材育成拠点
「アジアに最も近いグローバル人材育成拠点オーストラリア」と題した研修会がオーストラリア大使館で行われ、参加した。
近年、学生の留学離れがチト気になってはいたがアベノミクス効果で景気も良くなればまた上向くのかな?と考えていた。
今回の研修会は企業人のレベルアップを図る企業向け応援プログラムである。
今、企業では『グローバルな環境下で活躍できる人』を求めざるを得ない状況になっている。
企業が海外へ進出するには言語だけではどうにもならない。その国のお国柄、風土、思考等さまざまな事が解ってなければ交渉や契約を行う場合、日本流のものの考えで行ってよいのか判断がつかない。やはり進出する国の実情(これが難しい)が解っているほうが確実な契約に結び付く。
私も海外勤務時にこのような経験をした事がある。
確かに敵を知らなければこちらの目論見はなかなか計画通り上手くはいかない。上手く行ったと感じても相手国のほうが一枚上手だったりする。
大企業だろうが中小企業だろうが世界を股にかけて仕事が出来なければもう安心して業績を伸ばすことは難しい時代の中にいる。
経営者が安心して采配をふるためには「グローバルな人材育成者」がどれほどいるかだ。
弊社は大・中小企業様を問わずどれだけその環境に打ち込ませられるか、「グローバル人」の育成に携われるか今その環境造りを始めている。
島国の日本、経営者は社員や従業員を早く「グローバル化」の勉強に研修費を当てなければいけない。