梅干し
この夏の暑さが強烈なので女房が長年階段下の収納庫にしまっておいた梅干しを出した。
この梅干しは35年程前に親父が漬けてくれた東京都青梅産の小梅だ。漬け物ビンに書いてある親父の文字が懐かしい。
梅は程よい酸っぱさだが塩の塊がすごい。全部食べてしまうと、また健康診断が怖い。それでも親父を偲びながら毎朝2ケ食べている(塩分部分は遠慮して?)。お陰様ですこぶる健康である。
昨年だと思われるが奥多摩地域の放射性物質の測定値が出た。ちょっと高いので心配になったがその後の測定値は公表されたのか解らない。
そこに住んでる人たちに安全・安心を担保するのが公共機関の役目。その為に税金を納めているのではないだろうか。営利を生む必要のない公共機関、何を目標にまた目的に行動しているのだろうか。隠すことはなく前向きに対応を進めれば市民・住民も応援もするし、協力も出来る。
公共機関は人間の営みを大切にすることが目的ではないのだろうか。市長や議員先生、それよりもそこで働く職員やその他税金を使える方たちが『おらが村の住みやすさ』を追及していく事が税金の無駄遣いから遠のくのではないだろうか。
放射能の被害は子供たちが大人になってから出てくるといわれている。ロシアのチェルノブイリ原発事故、今その被害が出ていると言う。そうならないように願いたい。
親父が作ってくれた小梅の梅干し、美味しく、食べ終わるには1年はかかる。